自分がゴルフを始めた頃でもう20年以上前になりますが、日曜夕方のTVツアー中継では毎週のように優勝争いを繰り広げていた当時は無敵の尾崎将司選手。通算優勝回数113回と世界プロツアー最多記録を持つジャンボ選手が開発に加わり、実際に使用していたのがこのJ’sチタンマッスルアイアンでした。確か「チタンが最後にもう一押ししてくれる」とかなんとかのキャッチフレーズで売り出されたこのアイアンは10000セット限定税抜き50万円というお値段で、さらに一時はプレミアがついて未使用なら80万円の値段になったこともあるそうです。後々になって一般モデルが税抜き35万円で販売されていましたね。
最強のゴルファーが全盛の時代に使用していた至高のクラブ それがジェイズ
30歳前で小さな子供を持つ当時の自分には到底手の出せるシロモノではなく、練習場やコースでお金持ちそうなおじさんが持っているのを羨望のまなざしで、しかも横目でチラチラ見ていたものです。その後もJ’sチタンマッスルにたいする憧れはずっと続き、事あるごとにヤフオクなんかを覗いては「お気に入り」には入れるものの、程度と価格のバランスに納得がゆかず今までポチっとせずにきたのですが、偶然めちゃめちゃ美しいチタンマッスルを発見し思わずポチっとでめでたく我が家にやってきてくれました。
20年越しの憧れ、手に入れたアイアンは奇跡的な美しさ
1995年のクラブなのにどうですかこの美しさ!ソールのJumboの文字は限定版の証。
うーんかっこいい。クラブにかんしては人一倍造詣の深い尾崎選手のこだわりが詰まっていると思うと感無量です。
特にこのSとPSなんかは独特の形状で、こんな自分でもボールを包み込むイメージが沸いてきます。ウェッジ系は特にこだわりを感じる形状となっています。
グリップも当時のまんま。その頃ショップではJ’sのマークが入ったこのグリップだけを売ってましたね。J’sのグリップは結構ええお値段でしたね。
背中の圧入されたチタン部はとーっても傷がつきやすいそうで、一本一本に専用のカバーがついています。
背面には「professional secret weapon」の文字。直訳すると「プロの秘密兵器」となります。まさしくジャンボ選手の秘密兵器だったんですね。professional secret weaponの文言は限定版だけに書かれています。
ちなみに一般モデルの背面はこれ。
これはこれでスッキリしていてかっこいいですね。
ずっと憧れていたこともあり、あくまでもコレクションとして手に入れたこのアイアンですが、手に入れば打ってみたい、使ってみたい、あの頃のジャンボ選手を想いながら・・ なーんてスケベ心が顔を出します。
J’sチタンマッスル限定版(HM-80)を実際に打ってみた
もう結構ゴルフもやってるし、普段はMP37使ってるしでそれなりに打てるんと違うかな? ラウンドで使うとなればキャディバックは何がええかな? いっそのことJ’sドライバー&スプーンも揃えるか! なんて考えながらいつもの練習場へ行って実際に打ってみたら・・
何これ? ぜんぜん無理!! まったく打てん!! しんどい。
球上がらんし、つかまらんし、飛ばんし。めっちゃハード。そして超重たい。
2番だけはRフレックスなので、それなりに打てるものの3番からSWまではSフレックスのため無理! RとSで別次元。まるで別物ですなこれは。
原因はこれ
ハーモテックプロ HM-80のSシャフト。
半端なく弩級のシャフトですねこれは。自分のようなアマチュアが扱えるシロモノではありません。このシャフトを振ったあとに普段のダイナミックゴールドを振るとなんとラクなことか。
筋力だけは自信のある自分ですが、チカラだけではこのシャフトは扱えません。良いスイングと体のキレが必要な、そういう人しか使えないシャフトなんでしょうね。うーん、さすがはジャンボさん。(と言ってもジャンボさんのはXフレックスですよX・・!まさにジャンボ選手の凄さを体験できただけで幸せです)
もっともっと練習を積み重ねて、いつかはコースで使ってみたいと思いつつ(・・たぶん100パーセント無理)当分は部屋のインテリアとして時々ジャンボさんの雰囲気だけを楽しませていただくことにします。でも、PSとSだけは使えそう・・っていうか、使いたい。
一般の使ってました!かなり前にてばなしましたが、Jsマッスルも
勿論Xで!これだけは今も取ってありますが、つい最近マッスル打ってみましたが全然飛びません!距離が出ません!
現在ミズノマッスル
MP4ですが全然違いますね!
まだお持ちてしたら譲ってください!
憧れのアイアンです!笑!
はじめまして! 書き込みありがとうございます。
私も現在はミズノのMP63+DGX100にて楽しくラウンドしております。さて、こちらの記事のHM80モデルですが、記事を書いてからもかなり打ち込みましたが、やはりどうあがいても使うことはできずにお蔵入りとなっておりました。シャフトもさることながら、かなり重心位置が高いのか並のHSでは手も足も出ませんでした。
本当はコレクションとしてずっと持っているつもりでおりましたが、どうしても譲って欲しいという方がおられ、これだけの名器を使っていただけるのならという事で、残念ながら現在は手元にございません。
HM80のしかもXフレックスを飴のごとくしならせていた往年の頃のジャンボ選手。今はその勇姿をYouTubeなんかで見るのが日々の楽しみとなりました。
今日チタンマッスルアイアン届いたので打ってみました。
普及版HM40シャフトのSでしたが、9番で今使っているミズノプロ719の9番より、飛距離で20ヤード短く、中々球が上がりません(・・;)
モーダス105のSより軽いのに硬い(・・;)
グリップが死んでるので、スパイン取ってから再生して打ちたいかな?
手に入れられたのですね・・ ジャンボ選手の名作を。
719とはロフトが違うし、このあたりにクラブの進化を感じるもののチタンマッスルには特有の雰囲気といいますか、何より所有欲が満たされます。
自分も実際に打った時思ったのですが、ハーモテックというシャフトはカーボンでありながら走らない、弾きの無いシャフトだと思いました。インパクトから地面に向けて押し込んでいくように打たないと良い弾道が出ないようなシャフトでした。
アイアンで強い球の打ち方を教えてくれるクラブとも感じましたが、ひろくんは如何でしたか?
私はあきらめてDGに戻ってしまいましたが、ひろくんはこの名器をどうかモノになされて下さい。
はじめまして、亀田です。
楽しいブログありがとうございます。
質問ですが、チタンマッスルはおいくらで手に入れられました?
ちなみに、差し支えなければどこで??
よろしくお願致します。
亀田様、はじめまして!ご質問ありがとうございます。
なにぶん希少なクラブですので近所のショップではまったく見つからずで、購入はヤフオクでした。申し訳ないのですが、金額にかんしてははっきりと覚えておりません。が、年代物にしては非常に美しい状態でしたので、それなりに価格はしたように記憶しています。でも20万はしなかったと思います。
頼りない答えで恐縮です。
初めまして 15年ぶりにゴルフ再開しました
アイアンはJsクラシカルエディションでプレシジョン6.5のシャフトでやってます
今のアイアンでは考えられないくらいスイートが小さいです
しかし当時は高くて買えなかったセットなんで美品を見つけて買いました
今はスコア気にしないで古いアイアンで楽しんでます
もぉ53なんですが飛距離にこだわりがありドライバーだけは買いなおして47インチのXXドラコン用シャフトで頑張って
300y飛ばしたいと奮闘してます
はじめまして!コメントありがとうございます。
「J‛sクラシカルエディション」とはこれまた懐かしい!美しいクラブですね。SHAWさんと同じく私も当時は羨望の眼差しで眺めるだけでした。ずっと憧れていたクラブでゴルフを楽しむのもゴルフの大きな楽しみですね。スコアが生活に響かない我々アマチュアの特権です。
300ヤードとは恐ろしい。けど、ボールとクラブの進化で我々もかなり近づける数字となりましたね。ジャンボ選手やニクラスなど当時のトッププレイヤーは糸巻きボールにパーシモン・スチールシャフトで約300を実現していたのですから、凄いですね。
SHAWさんもいつまでも追い求めて下さい。素晴らしいことです!
お返事ありがとう御座います
大阪なので近いですよね
機会があればお米を買いたいですね(。-∀-)ニヒ
はじめまして、今年の正月にリサイクルショップで手にいれました。通常モデルでSシャフトですけど、まだ球は一度も打っていません。コースでぶっつけ本番使用になると思います。程度も良く、ちなみに10本セットで9800円でした。今は、手に取って眺めているだけでです。
コメントありがとうございます。購入されたのですね、この名器を!アドレスに入って眺めると、尾崎選手と同じ景色を見ていると思うとなんとも感慨深いものがありまね。あの頃の尾崎選手を知る者としてはより一層。いくら眺めても飽きることがありません。