今年もいよいよこの日が来ました。毎年のことながらこの作業を境にお米作りがスタートするその作業とは「もみおとし」。苗づくりのパレットに種籾を撒いて、上から土をかぶせてから苗代(我が家は育苗プール)に並べてゆきます。いわゆる苗づくりのスタートとなるわけですが、この苗の出来不出来でその年の米づくりが決まるほど大切なものなのです。先人たちも「苗半作」という言葉を用いるほどに苗づくりを重要視していたのですね。
苗半作とは?
イネの栽培は直まき法と移植法に大別されるが,現在の日本では直まき法による栽培は作付面積の1%未満で,ほとんどが移植法によっている。移植栽培においては,苗代で育てる苗の良否が本田での生育や最終的な収量を左右し,〈苗半作〉(良い苗を育てることは,収量の半分が保障されたようなものである)とまでいわれる。このため本田に移植した際の根づき(活着)がよく,以後の生育の速いがっちりした姿の苗,いわゆる“健苗”を育成するために,苗代の作りと苗の管理に各種のくふうが加えられてきた。
引用元: コトバンク> 苗半作とは
籾落とし作業
かなりの年季もの機ですが写真のような籾落とし用機械を用いて行います。現在はもっといい機械も出てはいます。我が家の機械もいちおう電動なのですが、単純な構造のため故障もなく動いてくれています。ほんとに年に一度だけ使うだけなので、壊れずにずっと活躍してほしいものです。
突然の軽トラトラブル
パンクとバッテリー上がりです。農作業以外はまったく動かさないものですから、いざ使おうとするとこの調子です。ちゃんと事前確認しとかんとあきませんね・・反省。
育苗プールに苗パレットを並べる
今から約40日間この育苗プールのなかで水道水だけで育ててゆきます。肥料無しで無菌の水だけなので苗が病気になる心配もありません。
サスケ君も応援
暑いなかですがサスケも立ち会って応援してくれました。日差しも強いので家でおればと思うのですが、やはりみんなと一緒にいたいようです。
これからは水の量を調節しながら、発芽→成育をじっと見守ってゆきます。今年も健康で丈夫な苗に育ってくれますように。