本日は電子たばこのお話。若いころからの喫煙者で近年ではアイコスやグローにプルームテックも吸っていましたが、偶然知人に吸わせてもらった電子たばこが美味しくて「これならタバコがやめられるかも!」ってことで電子たばこに路線変更。その後は目論見通りタバコ系はきっちりやめられ、もう半年くらい吸っていませんし、ストレスも皆無です。いまは完全に電子タバコオンリーです、はい。
電子タバコってそれを吸う機械の性能もさることながら結局はリキッドで決まりますよね。早い話、リキッドさえ美味かったら何で吸ってもだいたい美味い訳で、いままで値段と味のバランスを考慮しながらいろんなリキッドを試してきましたが、いまのところ落ち着いたのがこの通称「がちょう汁」と呼ばれるアメリカQUACK’S JUICE FACTORYのGoose Juice。もちろん30mlかのリキッドも販売されてはいるみたいなのですが、もっぱら自分は濃縮タイプのDIY版。なぜかって、比較にならない程コスパが良いから。
ただこのGoose Juice DIY、いままではずっとVAPECHKさんで購入していたのですが、残念ながら閉店されるとの事で現在は購入できず。国内で他に買えそうなところをいろいろ当たってみたものの見つけられず、かと言って代用となるリキッドも見つけられずで仕方なく本家サイトに注文することに。
Quacks Juice Factoryの本家サイトへ発注
まぁ当然のことながら英語だらけでよくわからず、ただCARTっちゅうのもあって確かに発注は出来そう。
自分の頭ではらちが明かないので職場の海外経験豊富で語学堪能な事務員さんにお願いすることに。さすがはTOEIC何点とかの才女、なんてことなく発注が完了され下記のメールが到着。ホッ。
なんやかんやで待つ事約10日で無事に到着してくれました。注文するときに送料28.2ドルは高いなーって思いましたが、よくよく考えたらアメリカからはるばる海を渡って自分の手元まで届けてくれるのですから有難いものですね。高いなんて言うたらバチが当たります。
VG ベジタブルグリセリンと合体
教科書通りの配合比率、がちょう汁一本30mlに対してグリセリン120mlで合計150mlのグースジュースが出来上がります。今回はこれを二つで300mlのリキッドを作りました。以前作ったときの失敗談ですが、グリセリン代をケチって安いケンエーや大洋製薬を使ったことがありましたが、グースジュースには合わないみたいでリキッドがシャバシャバなうえに味も薄くて水っぽい。濃いミストの美味しい味を出すためにはファンタジーなど99パーセントとかいうドローっとしたVGが必要みたい。
確かにケンエーや大洋製薬はグリセリン84~87パーセントで残りは精製水みたい。そら水臭いシャバシャバになりますわな。
いっぽうこちらのkeinzケインズなんかは99.8~99.9パーセントですからもうドロリドロリで超濃厚。とても良い塩梅になります。
7〜14日間のスティープ
すぐに吸って吸えなくはないけど、しばらく寝かさないとあまり美味しくない。毎日、毎日泡立つほどビンを振って空気を入れ替え約二週間寝かせます。
スティープ後は必要に応じてニコチンを添加。どんな味?って聞かれれば難しいけど、複雑で濃厚な味わいのバニラカスタード。酸味もありつつコクがあって、しつこさも無く、甘すぎずでドはまりしてます。毎日、朝から晩までほぼこればっかり吸ってますが、ほんとに美味しい。飽きる気配がありません。
現在の相棒は結局、初代ピコンカー+CASTLE RDAという質素な組合せが最高だった
やり出すと凝り性な性分ですので、最初のペンタイプFOG1に始まり各社のクリアロマイザー、RDA、RTA、RDTA。MODの方も小遣いの許す限り試してみましたが、結局は上記写真の右のやつ。初代ピコンカー+CASTLE RDAばっかり使ってます。初代ピコンカー(Eleaf PICO Squeeze)に関してはとにかく簡単でパフボタンを五回押して電源を入れたらあとは吸うだけ。半メカなのでレスポンス上々な上に保護回路が付いているから安心。USBで充電も出来るし、「小ささは正義」とばかりに小さく軽くて持ちやすい。とにかく手に馴染む上にまったく漏れないからずっと持ち歩けるしポケットやカバンに入れっぱなしでも全然OK。あと、特筆すべきものとしてリキッドの入れやすさ。この構造と少し硬めなプラ製の黒いBFボトルが素晴らしい。交換用の予備ボトルだってアマゾンさんなんかで一個100円で手に入るし。自分も一応、スコンカーについても各社使ってみたものの、各社程度の差こそあれ、とにかくリキッドをボトルに入れてからの装着がやりにくい。シリコンボトルなので軽くさわっただけでも凹んですぐに噴き出すし、いちいちリフィルボトルを使わないとまともにリキチャも出来ず。ピコンカー2(Pico Squeeze2)なんかは大きい、重いで論外。パフボタンもへんな所にあるし、だいたいこんなんピコとちゃうでしょ!
もう一点、アトマイザーについてはHotcigのキャッスルRDAなんですが、このアトマイザーって他に使っている人見かけませんが、自分的には名器だと確信しています。AmerPointのNectarをはじめGalaxiesもBERSERKERもサーペントシリーズもdoggystyleもNIXON V1.5もiSubもKayfunも、さらにはノーチラスだって、その他諸々美味しいと言われるやつはだいたい一通り試しました。そんな中からサイクロンモッズ社のHADALYが気に入って長く使ってましたが、これの上位互換的なのがキャッスルって感じですね。味の出方もそっくり(と言ってもキャッスルの方がウマい)で、同じサイドエアフローながら斜め下に入っているのでリキッド漏れもなし。トップキャップの肉厚があって熱くならない。ビルド超簡単で低価格と良い所を上げればいくつも出てきます。大きさは23ミリらしいのですがちゃんとPICOに乗ります。
写真に写っている左側のやつ、YURI RDAですが、これはもっぱら自作リキッドのティスティング専用です。確かにビルド次第で色んな味が出せる良いアトマイザーなんですが、車の運転しながらドリップするわけにもいきませんからね。
ティスティング用YURIのビルド。シングルコイルを斜めに設置しています。何故だかわかりませんが、このやり方だとリキッドの風味がダイレクトによくわかります。味の方も少し甘めに出る感じ。
コイルはホームセンターの98円針金でタダ同然ビルド
ビルドはもちろん近所のホームセンターで売っているステンレス針金(SUS304)の0.35mm(28ゲージ)を12メートルで税込み98円という途方もない低価格で購入。間違ってもベイプ用として売られている〇〇〇モンスターとか、〇〇〇〇VAPEとかを買ったりはしません。コットンも無印のやつで一つ買えば何年も使えそうなものを使用。これで限りなくタダ同然でビルドしまくれる訳で、VAPE用として売られているものではなく、あえてこうゆうのを使うところに妙な喜びを感じる自分であります。最近のマイブームはこの98円針金を手巻きのパラレルスペースドで低抵抗気味に組んでシュバーッと多めのミストを出して楽しんでおります。
味の方もVAPE専用として売られているものと比較して何ら変わりないと感じますし、いざとなれば温度管理だって使えます。こうゆう安いので、気兼ねなく頻繁にビルドをし直した方が(毎日でもOK)いつも美味しいを味わえるっちゅうもんですよ。
ちなみにホームセンターには上記の針金が0.05mm刻みで各サイズ販売されていますから、もちろん26Gも24Gも22Gも選べます。1つ98円と安いものですから各サイズを購入してイロイロ試してみるのも良いかも知れませんね。
こんな感じのビルドですが、パーツ代がタダ同然なのでしょっちゅうビルドし直してます。
色々と巻き方を変えながら、グースジュース用としてはいまのところこれが一番おいしいかな。SUS304の28ゲージをパラレルで9巻0.47Ω。ミストも熱くならず吸いやすい上に複雑なグースジュースの味をはっきりと引き出してくれる。
今年の10月1日からタバコも更に値上がりしてひと箱500円時代になりましたが、その点電子タバコって良いですよ。自分の場合、ひと月のたばこ代は四分の一以下だし、服も部屋も臭くならないし。健康に良いか悪いかどうかは知りませんが、喫煙者の方は一度試してみる価値大ありですよ。少なくとも電子タバコにしてからご飯がめっぽう美味しくなりましたから。