続けるかどうするか悩んだ稲作ですが、最低限自分たちが食べる分はまかなわないといけないので、井戸水ヒノヒカリ限定で作る決心をしました。ただ、少しだけでももう少し多くても手間は同じなので井戸のある田んぼを増やしてある程度販売も行います。
新年になってまずは田んぼの整備からスタートです。長年つくっているとどうしても高いところと低いところが出来てしまうので、それを修復する作業です。高くなってしまっているところの土を削って低いところへ運ぶのですが、これもなかなかの重労働。冬だから出来る作業かも知れませんが、老体の私を心配した息子や孫も参加して手伝ってくれました。感謝!
いままで井戸の無かった田んぼにも井戸を掘りました。それなりの費用負担とはいえ「井戸水ヒノヒカリ」づくりにはかかせません。
酷暑の夏でもキンキンに冷たい地下水です。一度掘れば無限に使える大自然の恵みです。ありがたい。
令和7年4月9日 春おこしを行いました
昨年の稲刈り以降ずっと休ませてきた田んぼにトラクターで春耕起を行いました。土が細かくならないよう気をつけて、ゴロゴロとした土塊にして空気が入るようにします。
お昼にはお母さんがおにぎりを届けてくれたのですが、田んぼで食べるおにぎりは何故にこうもうまいのか?いつも思うことながら、自分にとってこの世で一番うまい食べ物こそこうして田んぼでいただくおにぎり。しかも具の入っていないあっさりと塩だけきかせたおにぎりが最高です。
令和七年産新米のご予約は収穫予定量に達しましたので締め切らせていただきました。