メーカー名はハイガー産業さんで良かったと思いますが、もの珍しいのと安さにつられて、遊び半分で買ってみました手押し式のタイヤ付き刈払い機。値段は税込み送料込み26400円でエンジン52cc、おまけにチップソーとナイロンカッター、さらに工具一式まで付いているという超リーズナブル。(一年間保証で部品も購入できるそうです)
一応、箱から出して組み立ては必要ですが、昔の中華製とは違ってほとんど組み立てられています。あいも変わらず説明書はオールイングリッシュでチンプンカンプンでも、これなら誰でも組み立てられますね。自分の場合は10分少々で完成しました。
ここのメーカーの草刈機を買うのは2度目で、前回は背負い式の確か43ccだったと思いますが、買ったことがあります。これは少々重量が重いものの、とにかく頑丈でパワフルでした。駐車場に畑に田んぼに荒地に竹林にと何年も大活躍してくれて、故障という故障も皆無でしたので、このHAIGEというメーカーは結構信頼しています。でも、以前は組み立てなければならない部分が多かったこと、他にもねじ山が潰れていたり、ねじが切られてなかったりと組み立ての段階で少々手を焼いた記憶があります。
そう思うと中華製も進歩していますよね。
で、今回の手押し式についてですが、ON-OFFの鍵が付いているのにはびっくりしました。スタンドが付いているので、収納して置いたり、給油する時にも便利ですね。さらに排気が横向きに出るようになっていたりと、全体的によく考えられています。実際に使ってみた感想は、相変わらずエンジンはいいですね、始動性も一発、とにかくパワフル。さすがは52cc、回転を上げると凄いパワーで、国産の26ccあたりとは桁違いです。
振動もタイヤを伝って下に逃げてゆくのか、あまり感じません。何といっても背負わなくて良いので、とにかく楽ちんです。これなら肩も痛くならないので長時間の作業にも耐えられそうです。
一方、狭くて細かい場所や起伏の多いところは使いずらいですね。平らで広い場所向きだと思います。なにぶんパワーがあるので、例えば小林産業のプラッターNEO400なんかを装着すれば、広場の草刈りでは最強の武器になるのではと思います。
実に惜しい! HAIGE HG-TKST520をしばらく使ってわかった2つの改善点
全体的に良い草刈機だけに実に惜しい2つの弱点。まぁ、致命傷ではないとは言え・・
まずひとつめはハンドルAssyと本体をつなぐ2本のボルト。ごく普通のボルト2本で止めているだけなので、長時間使っていると振動で緩んでくる。何度締めなおしても、しばらく使うと振動で緩んできます。スプリングワッシャーを入れることで解決しそうだけれど、まだ試してません。それか緩み止めのボルトかゆるみ止め剤を使うか、もしくは溶接してしまうか。これから検討します。
ふたつめはハンドルから伸びるパイプと本体とが接続されている部分。4本の六角ネジで締めこむ仕様なのですが、しっかり締めこんでもいまいち甘いみたいで、角度がズレてくる。これもまだ対策はしていませんが、ゴムなど滑り止めをはさみ込むか、ドリルビスで止めてしまうか、はたまた溶接してしまうか。
何か良い対策があるかも知れませんので、とりあえず近日中にハイガー産業さんに連絡してみるとします。