稲刈りまで一週間を切り、収穫に使用する各機器類の整備&メンテを行いました。籾作りや田植えなどの作業に比べて稲刈りは使用する機械類の数がグッと多いわけでして、その分ややもすれば色んなトラブルに見舞われる事となります。稲刈り作業って行える日にちが限定されるんです。なぜかと申しますと、基本的に田んぼや稲が乾いてないとできないのでありまして、したがって雨や雨の翌日はあまりよくないんですね。
天候に恵まれた最良の日を狙って刈取りますので、機械トラブルは大変困ります。段取りが狂ってしまいますから。
以前はロクな準備もせずにぶっつけで作業して手痛い目に合ってましたから、少しは賢くなってきました。
上の写真は我が家の稲家(倉庫)です。
刈り取ってきた籾はまず乾燥機に入ります。一般的にはこの乾燥は一昼夜かけて一気に乾燥させるのですが、我が家は二泊三日かけてじっくり、ゆっくり乾燥でお米のうま味が飛んでしまわない様に乾燥させます。
水分量が規定以下まで下がっても、すぐに臼引きは行いません。温度が下がるまで待ち、籾の温度が気温まで下がったら臼引きを行います。写真の籾摺り機を使用します。
籾摺りが終わったお米は選別計量器で未熟米を取り除き、30Kgごとに袋詰めを行います。
刈取りの主役はもちろんコイツ。
小さなコンバインですが、この小ささがいいんです。なんたって小回りがきく分端っこまでコンバインで刈れますから。手刈りをしなくていい分お母さんにも楽してもらえます。
クボタコンバイン ラクティ ER213
今年も頼りにしてるよ、ラクティ君。
私のお米をご予約下さってる皆さま、お待たせしまして申し訳ございません。あと暫くお待ちくださいませ、今年も精魂込めたとびきりの美味しいお米をお届け致します!