平成28年4月16日(土)、ヒノヒカリの種籾を水につけました。4月29日にもみ落としを行う予定ですので、13日間水につける予定となります。
今年も例年通り農協さんから純正ヒノヒカリの種籾を仕入れました。
多くの農家さんでは前年収穫した種籾を取り置きしておいて、翌年に使う方が多いのですが、我が家では必ず種籾を新調します。確かに種籾代はかかるけど、前年収穫分では品種がボケます。お米の花が受粉するときに、まわりの田んぼからもいろんな花粉が飛んでくるわけですから。少しでも美味しいお米を収穫するためにもそこはこだわっています。
裏面には注意書きとして薬品に浸けて籾の消毒をするように書かれていますが、自分は一切しません。農薬をつかわないことにこだわっているのに、種籾を薬に浸けるのはいやですね。「いもち病」や「ばか苗病」などの予防のためとありますが、どうなんでしょうね。自分は何年間も消毒無しでやってますが、病気が出た事など一度もありませんし、万が一病気が出た時はその年の米づくりをあきらめる覚悟でやっています。自分が思うのには病気が発生するのは籾ではなく、苗代に問題があるのではないかと思います。病気を発生させないための「プール育苗」ですから。
さて、約二週間たてばいよいよもみ落としです。今年も良いお米のための良い苗づくりを頑張ります。