今年は入念に整備したのにもかかわらずシーズン直前にトラクターがお陀仏になったりでバタバタしつつも無事に田植えを完了することができてホッとしております。
こちらは田植え直前の苗
今までで最高に良い苗ができました。今年はコンクリートで苗代をつくったおかげで、水のレベルがピシっと揃ったからだと思いますが、硬くて太い、葉先までピンとした良苗です。こんな苗なら病気の心配も一切無しです。肥料も何もなしで水だけでここまで育つんですから、種籾のパワーといいますか生命力って凄いですね。
安全で美味しいお米のために、水は地下水を使用
私のお米が美味しい理由のひとつであるお水。地下深くからくみ上げた地下水を利用しています。用水路を通って流れてくるお水って何が入ってるかわかったものではありません。もしかして農薬だらけの田んぼからの排水も流れてくるのですからね。人によっては水は関係無いという方もおられますが、ここは自分自身こだわりたいところです。
例年同様に肥料一切なしでスタート
どの田んぼもつくり方は同じ「への字稲作」です。肥料は田植え前にすき込んだ緑肥のみで自然な植物としての稲本来の育ち方にまかせてゆきます。とにかく量を多くとろうとさえしなければ、安全で美味しいお米ができてくれます。
これからはしばらく天候とにらめっこしながら水管理と雑草取りの日々となります。どこからともなくカブトエビが発生して、カエルの大合唱もはじまりました。夜は特ににぎやかです。いつも私のお米を食べてくれている人たちのためにも今年も楽しみながら頑張ります。