太くて低い、日本人的マッチョな稲姿
毎年のことながら周辺の田んぼでは中干しが終わって、田んぼに再び水を入れた頃から稲の下枯れが目立ってきます。最初は旺盛に分けつして勢いづいていたのはなんだったのかと思うほどに枯れてヒョロヒョロになっている田んぼもあります。稲の下枯れが起こるのは根が弱っているからだとか、マグネシウムが足りないからだとか諸説ございますが、我が家の場合はへの字成育と弱めの中干しにしてから下枯れ少なく、ほぼ全部の茎が穂をつけてくれるようになりました。苗のときの姿のように背が低くて太い、台風にも安心できるズングリムックリした稲姿になってくれました。
諸説ある下枯れの原因ですが、自分が思うに・・中干し後の水入れ、すなわち強い中干しで畑根に生まれ変わったところにガブガブの水で根腐れを起こしているのではないかと思いますね。
下枯れが進む周辺の田んぼ
最初はすごく勢いづいていたお隣さんの稲。この田んぼはまだマシな方で、もっと可哀そうなほど枯れ上がっている田んぼもあります。よくよく考えると田植えの頃に散布していた肥料って、これらの枯れ上がる茎と葉のために使われてしまったという事になりますね。そうなると暖地ではやっぱり「への字」の成育こそが理にかなっていると思いますね。無駄なく圧倒的に低コストでつくれますから。
さあ、いよいよあと二週間ほどで稲穂と御対面です!