はぁ。。まだ農薬ですか
これは令和二年十二月のとある日の朝刊。昔も今もお上という人たちの化学薬品好きは相変わらずの様子。育てるためには化学肥料、病気の予防に農薬、病気が出たらまた農薬、害虫予防にも農薬、被害が出たらまた農薬、雑草対策にももちろん農薬etc。いったい農家にいくら出費をさせて、生き物を殺し、田んぼを汚せば気が済むのか?こんな汚くて不味い米づくりが消費者の米離れを招いているというのに。
そもそも不味いお米を誰が好んで食べるでしょうか?日本人なら基本的にお米は好きなはずで、ただおいしくないから食べないだけの単純な話。コメの味がパンやほかの食材に負けているだけの事。(農家である我が家においてさえ、夏場になって自家製の米が無くなったら米を買わずにパンを食べています)結局はお米の買取額をほぼ目方だけで決めている、今の流通制度が続く限りこの傾向は変わらないでしょうね。

自分ならこんな面白くもやり甲斐も無い農業をするくらいならさっさと辞める。農家の後継者不足が叫ばれて久しいが、それも当然のことと思う。

令和三年も田んぼの生き物たちに助けてもらいながら、自然で美味しい稲作に取り組もう。まわりでもそんな取り組みが広がってくれたらいいのに。偉い人たちも机の上だけでなく、長靴を履いて泥にまみれればいろんな事が見えて、もっといい方法が浮かぶと思うのに、優秀な頭脳がもったいない。それとも化学薬品の業界となんかあるのか・・・?