新年度の稲作スタートです。令和二年は秋耕を行い、令和三年は春耕を行ってどちらがどうなのか観察したところ稲の初期成育に違いがあるように感じました。春耕を行った令和三年の方は田植え直後からガス沸きが多くみられ、それが初期成育の足かせになったのではと推測。土づくりにこだわる2022年としては秋耕を行いじっくり土づくりを行いたいと思います。
つい先日に稲刈りが終わった田んぼには切り藁と稲株がそのまま残っています。
トラクターのロータリーは最も低回転の1で耕起してゆきます。
藁をできるだけ埋め込んで腐熟させます。腐熟をしてくれる土中のバクテリアが活発に活動するためには気温15度以上が必要との事。暖地である奈良県はまだまだ暖かい日が続き好条件です。土中に酸素が通りやすい状態にするため、細かく砕き過ぎない様、ゴロゴロした土塊になるように耕します。この状態で雨が降って、気温が高ければ完璧です。